職場恋愛
1.分析
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評価 |
備考 |
信頼 構築 |
A |
仕事を通じて作る人間関係は強固 |
即効 性 |
C |
短期・長期どちらのアプローチも可能 |
労 力 |
B |
職場の雰囲気も気にかけながらアプローチしましょう |
選り 好み |
E |
多くの業種では同年代異性の人数は限られます |
難易 度 |
C |
目的異性だけでなく職場にも目を向けた |
成功 率 |
B |
相手の状況把握が容易です |
コス ト |
A |
仕事と恋愛の両立が可能です |
2.概要
毎日隣に座って仕事をしていたり、違う部署だけどたまに挨拶したりと職場で継続して顔を合わせる異性はいらっしゃるでしょうか?
もちろん、それだけでは「出会い」とは言いません。
その異性と付き合うことを生理的に無理だと感じるならどう頑張っても、それは恋愛には発展しないからです。
しかし、逆に言うと、生理的に無理ではなければ、それは立派な出会いです。
あなたが仕事の相談をする独身の上司も、ときどき一緒に日替わりランチをかっこむ後輩の彼も、
「まだ終わんないんだ」「終わんないー」などと残業トークを交わす同期の彼も、みんなあなたの“未来のパートナー”候補です。
…というような話をすると、大抵の方はこんなふうに返します。
「でも、職場でくっつくってどうなんですかね……」
「うまくいかなかったとき、気まずいし」
「いまさら無理じゃないかなぁ」
どれも間違ってはいません。
ついそう思ってしまう気持ちはよくわかります。
でも、冷静に考えてみてください。
つねに恋愛をしている女性は、いろいろな場所で出会いをみつけます。
ひとつの恋が終わると、またすぐ別の恋が始まります。なぜなら惚れっぽいから。別な言い方をすれば相手の魅力を感知しやすいからです。
「この人のここがいいじゃない!」と、“ときめきレーダー”が反応しやすいのです。ゆえに、「素敵な人なんてそこら中にいる」と思えるのです。
一方、
「出会いがない」とつねに感じている女性は、相手の魅力を感知するレーダーがあまり発達していません。
街ですれ違った男性や、宅配便を届けてくれた配達員や、合コンで少ししゃべっただけの男性に対して、ときめくことは非常に稀。
たまにときめいたとしても、その相手は誰が見ても魅力的な、非常にモテる男性だったりするので、成就に至る可能性はとっても低い。
では、惚れにくい女性は、一体どこで恋をみつければいいのでしょう?
もうおわかりですよね。
継続して顔を合わせ、言葉を交わし、ジワジワと距離を縮めていくことができる場所。その積み重ねによって相手の良さが少しずつわかってくる場所。
それは「職場」です。
「出会いがない」が口癖の女性がパートナーを探すのに、職場ほどうってつけの場所はないのです。
「うまくいかなかったら気まずい」なんて言っていたら、せっかくのチャンスをみすみす逃してしまいます!
そもそも「うまくいかないかも」という不安自体、頭の中で勝手に考えた仮定に過ぎません。それに、万が一うまくいかず多少気まずくなったとしても、
それがずっと続くわけではないのです。少しの間、同僚と気まずくなることと、
今後の人生を共に歩くパートナーとの出会いをふいにすること。後者の方が、あなたにとってはるかに大きな損害だと思いませんか?
お互い大人なのですから過度に気にする必要はないと思います。
まず、あなたがすべきこと。それは
職場で接している男性を改めて思い出してみることです。
よく会話をしているのは誰か、頼りにしているのは誰か、いちばん気をゆるしているのは誰か、一緒にいて落ち着くのは誰か、
などなど。さまざまな観点から職場の男性を見つめ直してみてください。
いわば、“出会いの棚卸し”です。
そのなかで一緒にいてもっとも心地良いと感じる相手が、あなたの「パートナー候補その1」です。
その
異性に対してすべきことは、これまでと違う自分をチラ見せすること。
ちょっとしたことでいいのです。
たとえば、
仕事帰りに数人で飲みに行くことが多いのであれば、「たまには二人で飲みましょうよ」と誘ってみる。
複数と二人とでは、相手の意識が大いに違ってきます。
女性はそこまで意識しない人が多いようですが、男性にとって「ふたりきり」がもたらす期待感は絶大です。
もし断られたとしても「誘った」という相手の印象に残り、関係が一歩前進する事も多々あります。
すでに二人で飲みに行ってるよ、という場合は、これまでと違う会話をしてみる。
具体的には仕事仲間としての会話から一歩踏み込んだ会話をしてみることが重要です。
仕事仲間の場合、いったんはあなたのことを「恋愛対象」ではなく「仕事仲間」という引き出しに入れてしまっている可能性大。
そこから「恋愛対象」の引き出しに入れ替えてもらうには、いつもと違うあなたを見せることで期待感を生じさせる必要があるのです。
恋バナをすることも、「自分を恋愛対象に入れてくれてるのかな」と異性の期待感を上げる効果があります。
同時に、自分のプライベートな部分を見せたという事実が、本人のなかでジワジワと発酵していきます。
人は、「こんなことまで話してくれた」という気持ち以上に、「こんなことまで話してしまった」という記憶の方に強くとらわれ、
相手を意識し始めるものです。男性は女性と比べて恋愛の話を簡単に人にしない分、なおさらそうだと言えるでしょう。
そして、彼の態度や空気が変われば、あなたもいままで知らなかった一面に触れて彼を意識し始め、関係は変わっていくのです。